竹久夢二 「黒船屋」再現に必要なもの
再現するにあたり必要なものをリストアップ。
再現する人はいないとは思いますが、これから竹久夢二の「黒船屋」をやりたい方のために情報を残しておこうと思います。
- 黄八丈の着物
- 帯
- 女性が座っている箱
- かんざし
- 下駄
- 黒猫
まずは、黒船屋といえば黄八丈。着物好きな方ならすぐにこの問題に気づくと思います。
そう、黄八丈はとても高価なのです。お金があれば購入したいところですが、今回はリサイクルのお店で似たような黄色の縞の紬着物を買いました。お値段1000円。
2の帯は手持ちのもので何とかなりそう。
3の女性が座っている箱。Amazonで探してみたけど、さすがにありませんでした。
ならば、作るしかない!
4のかんざしは実家に古いものがありました。
5の下駄。リサイクルショップで300円で購入。結構似たのが手に入りました。
6の黒猫は、うちの黒猫くろみつさまにお願いします。
黒船屋の箱を作る
箱を測って縦横比の近い、既製品で何とかなりそうなもの・・・
ちょっと縦長ですが、リンゴ箱で代用できそう。
リンゴ箱はネットで買いました。二つで2000円くらいだったと思います。
後で気づいたのですが、リンゴ箱が「ご自由にお持ちください」とスーパーの片隅に置いてありました。毎年あったのかもしれないけど、その時は全然目に入っていなかったんでしょうね・・・
リンゴ箱の取っ手部分を外して、ペンキを塗ります。(アサヒペン 水性多用途カラー 赤さび)
表面を整えたりはせずに、朱色のペンキで2度塗りしました。
赤いペンキが乾いたら、強力マスキングテープを貼って黒いペンキを塗ります。
黒いペンキが乾いたら、マスキングテープをゆっくりはがします。
黒いペンキは3度塗り位するとツヤが出て漆っぽくなりましたよ。
次は「黒船屋」の文字書きです。
箱の大きさに合わせた文字部分の拡大コピーを用意します。
目打ちで文字の輪郭をとり、空いた穴をペンでつないでいきます。
ペンで書いた輪郭の内側を細めの筆で塗りつぶしていくと原本通りの文字が書けます。
文字のペンキが乾いたら角(8か所)に金具を取り付けます。それで出来上がりです。
そして、もともとリンゴ箱なので一面足りません。
表から見ると完璧なんですが、裏はこんな感じです。
箱はひとまず完成!
次は、紬の着物を2部式にします。
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